体内の水分量が減ると、思考力が低下する!
頭が働かないときは【水を飲む】と脳が・・・
- 今盛んに叫ばれているように熱中症予防に水分は不可欠。体が水を欲しているのはもちろんだが、水は脳にも良いことがわかった。脳から「のどが渇いた!」との指令が下されているのだから当然といえば当然だが、頭が働かないとき水を飲むと脳が研ぎ澄まされるそうだ。
大学で行った実験とは
- 英イースト・ロンドン大学によれば、特にのどが渇いているときに水を飲むと効果てきめんで、のどの渇きが癒されると脳が本来の働きを取り戻すためとみられている。実験では34人の男女に2度知能テストを受けてもらったが、まずシリアルバーを1本朝食に摂ってもらった後に実施し、次はボトル1本の水でのどを潤してから再度挑戦してもらった。被験者は前日の夜から何も飲食しておらず、空腹&のどがカラカラの状態だった。
実験結果は・・・
- テストの結果だが、いずれのケースでも反応時間には変化なかったものの、問題を解くスピードの差は歴然で、水を飲んだ後の方が14%速かったという。
水を飲むとリフレッシュできる
- 調査を行ったキャロライン・エドモンズ女史いわく「頭が働かないなぁと思ったら水を飲んでリフレッシュすると良い。コーヒーや紅茶でも良いけれど」とのこと。
ほかの実験でも・・・
- 今回の実験の他に汗をかいて体内の水分量が減ると、脳の灰白質が委縮するため思考力が低下するとの研究結果も出ている。
- 暑い夏、頭のためにも体のためにも適度な水分補給をお忘れなく!