名水100選はおいしいのか?
「名水100選の水は本当においしいの?」という疑問に対して・・・。ちょっとショックな回答がでました。
- 名水百選という言葉そのものは聞いたことのある人が多いと思いますが では、その定義というと知らない人も多いのではないかと思います。
- ミネラルミネラルウォーターでもサブタイトル的に「環境庁名水百選」と銘打った製品がありますが、結論だけ言うとおいしい水ではないのです。
名水百選はおいしい水ではありません
- 生活に利用されてきたきれいな水で
- ある程度の水量があり
- 歴史が古く
- 社会的に保全されている
- 希少性などがあるというのが骨子になります。
逆で考えると
- 新しい湧水
- 水量の少ない湧水
- 人里離れた場所にある湧水
なども含めて、どれほど美味しいと思える水も選定されていないわけです。
北海道の「羊蹄のふきだし湧水」のように、大変美味しい名水百選もありますが、名水百選という言葉に騙されてはいけません^^
良く言えば宣伝上手、悪く言えば詐欺のような手法の広告?
− 平成の名水百選について − 環境省の選定基準
- 『平成の名水百選』は平成20年6月5日、全国各地の湧水、河川、用水、地下水の中から100ヵ所選ばれました。
(選定基準)
- 昭和60年に『名水百選』が選定され、この言わば「昭和の名水百選」から20年以上が経過していることから、周辺の状況が変化している可能性があります。
- 環境省では社会情勢の変化も踏まえ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水の水環境のなかで、特に、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを、現在の「名水百選」(昭和の名水百選)に加え、「平成の名水百選」として選定を行い、併せて200選となりました。
- なお、飲用に適することを保証するものではありませんので、飲用に供される場合は、その名水が所在する自治体にご確認ください。
以下省略