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 水と温泉の関係

温泉の元となるのは当然に雨水が地中にしみ込んでいき、地中の成分と混ざって温泉水となります。

温泉の湧出量を守るために炭酸泉で有名な長湯温泉が森林作りに取り組むというのが、確か数年前に新聞に出ていたと思いますが、長期にわたって周辺地の保水力を高めるには有効です。

水が豊かな地域としては世界遺産のぶなの森がある白神山脈など、山と森の豊かな地域と関係が深いように思います。

地中の層の状態にもよりますし、地中に入った水はそのまま地下水脈となる水もありますが、それが温泉となるとそれほど相関関係はなさそうです。

一つの温泉地として最も湧出量の多い群馬県の草津温泉は高度1000メートルの地にあり、回りは自然が豊かなもののそれほど山と森に囲まれた雰囲気でもありません。

一つの源泉として最も湧出量が多いと思われる秋田県の玉川温泉も山の上のほうにあって、温泉のまわりは硫黄が吹き出す状態です。

いずれも地中深くから高温で湧出していると思われ、たまたま広い範囲から集めた水が岩盤の弱い部分から湧出してくるのでしょう。

そうなると長湯温泉ではないですが、源泉の保護となれば相当な範囲で取り組まなければいけません。

そんな中で一つ面白い温泉があるのですが、それが和歌山県南部の湯川温泉にある「ゆりの山温泉」です。

ゆりの山温泉はゆかし潟という周囲2.2キロの湖の横にあって、それが豊かな温泉の源泉に地中深くで変わるのかも知れません。

ここは身体を洗う水道から温泉水が出ています。

それだけならたくさんありますね^^

ここの温泉はカランのコックがついていないのです!

というとことは温泉が流しっぱなしで、もちろんコックがないので24時間止められません。

源泉垂れ流し^^;

身体と水の関係・脳と水の関係

 身体と水の関係・脳と水の関係

水と身体の関係は密接ですし、ほとんどの方はご存知のものが多いです。

血液となって身体の隅々まで栄養を運んだり、汗になって体温の調節をしたり、尿となって老廃物の排泄を行なったりしています。

ヒアルロン酸は別の記事で書きましたが、体内に水分を蓄積する大切な役目です。

例えば高齢になると特に女性は骨粗しょう症になったりしやすいですが、膝の関節が割れてきたりすると水分が少ないと痛みが増すようで、膝にヒアルロン酸の注射をしたりするそうなので、水分を補給するだけでなくいろんな工夫が必要になります。

脳と水の関係ですが、脳はまわりが水分になっていて頭蓋骨の中に浮いたような構造になっています。

直接、頭蓋骨にくっついた構造だと、少しの衝撃でも脳が損傷しやすくなります。

水というのは衝撃を吸収するのにちょうど良いということですが、現実の世界で比較してみましょう。

例えば昔の外車というのはボディが強靭なため激突しても運転席は比較的潰れることは少ないですが、人体は衝撃がそのまま伝わるために損傷しやすいと言われていました。

一般の乗用車で劇的に構造が変わったのはF1の影響だと思いますが、ホンダがボディの前後は壊れやすくして衝撃を吸収し、乗車している人に損傷が少なくなるようにしたのが1980年代に導入したクラッシャブル構造ではなかったかと思います。

時速300キロのハイスピードから人体を守るのは固く強くするのではなく、柔らかくすることが衝撃吸収になるというものです。

脳の場合は外側の頭蓋骨で守るのですが、衝撃は水分という柔らかいもので吸収するということですね^^

日本一低い中央分水嶺は北海道の新千歳空港

中央 分水嶺というのは雨が降ったときに太平洋と日本海に注ぐ分かれ目のところだと思ってもらえれば結構です。

北海道の空の玄関口、千歳市にある新千歳空港は一般旅客用の空港と自衛隊の空軍が利用する空港が隣同士にある珍しい空港です。

札幌方面から車で新千歳空港に向かうと千歳市内で大きく左折する道がありますが、まっすぐ行くと駐屯地というところが平和という地名で自衛隊がある土地名として適切なのかどうか・・・ちょっと複雑な気持ちになります。

新千歳空港は花畑牧場の生キャラメルで連日行列ができることで有名になりましたが、北海道各地のグルメが大集合していて空港限定品なども多く活気のある売店・飲食店がひしめいていて全国の空港関係者が見学に来るほどです^^
花畑牧場

新千歳空港の中央分水嶺は標高20メートルと日本一低いのですが、車で国道36号線を走ると丘陵地帯を走るので標高が分かり難いので実感がありませんが結構低いのですね^^
新千歳空港

ちなみに本州一低い中央分水嶺は兵庫県氷上町の標高95メートルだそうです!

 ウォーターダイエットの解説と効果

ウォーターダイエットはご存知でしょうか?

世の中にはいろんなダイエット方法がありますが、効果がある人ない人があって唯一の方法とうのはないものの、使い方によっては良いダイエット方法だと思いますので紹介しておきます。

簡単な話で1日2リットルの水を飲みましょうというものです。
もともと水分に関しては2リットル程度の摂取は必要とされていますが、水分は食品にも含まれていますので計算が面倒ですが、ウォーターダイエットは計算しやすい^^

なぜ痩せるのかというと

◆満腹感を高めて食欲を抑える

◆汗や尿の排泄などデトックス効果を促進する

◆新陳代謝を上昇させる

というのが主な効果とされています。

そうなると水分は定期的に摂取しないと2リットルは飲めませんし、食前に飲むと効果が上がることになります。

キャベツダイエットなどで主食の前にカロリーの少ないもので満腹中枢を刺激する方法と基本は同じです。

違いは水分であればいいのでキャベツと違って飽きがこないことでしょう。

キャベツにも多くの水分が含まれますし、スープダイエットなども同じ効果がありますので、飽きっぽい人は食前にカロリーが少なく、ある程度の腹を満たすものを食べたり飲んだりする習慣がつけば大丈夫です。

カロリーの高い食事をするときなどはコントレックスを飲むなど、柔軟に対応すればいいです。

やめてしまうことが一番悪いですから・・・・

添加物や脂肪が体内に蓄積され難いようにするには、水分摂取は特に便秘がちな女性には効果的です。

ダイエットが不要な人も水分摂取は必要なので、日常生活に取り入れてみましょう。

 人間が生活に必要な水の量とは

人間が健康に普通の生活をするために、どのくらいの水が必要だと思いますか?

身体に摂取する水分は2.5リットルと言われていますが、それ以外に例えば調理やお風呂、洗濯にも清潔な水が必要ですし、現代人はトイレも水洗ですから、過去よりも必要とされる水が増えています。

お風呂に関しては家族で住んでいて、追い焚きできるお風呂ですと一人当たりの必要な水の量は抑えられますが、それがない前提となると50リットル程度が必要だそうです。

シャワーやお風呂で35%、トイレで30%、洗濯20%、料理等10%、掃除(雑巾等)5%という構成比となります。

一方人間が使うことのできる水というのは、地球上にある水の僅か0.008%という少なさです。

大半は海や大気中の水蒸気、氷河などの使うのに適していない水です。

比較的水量が豊富な国はカナダやロシア、北欧諸国、中米、オセアニア、コンゴ周辺などがありますが、実は日本は十分な量はあるものの、人口から見ると余るほど豊富というわけではありません。

オーストラリア南部は異常気象による干ばつなどもニュースで報道されていますが、国全体としては十分な量があります。

日本の場合は狭いわりには綺麗な水が多いのですが、急流も多くすぐに流れてしまいます。

日本人は一人当たり300リットルの水を使っているそうですが、毎年水不足が起こっているような地域もあって、かなり地域差があると考えられますね^^

雑木林が多かった昔ならブナやナラの木は多くの水を吸い上げて、土が乾燥してくると放出するという働きがありましたが、杉の植林が増えて保水力が弱くなっています。

しかも植林は密集していますので、放置されると太陽光が地面に届かないので、下草も十分ではなく植物が少ない土には保水力がなく、雑木林と比べると水害も多くなる原因となります。

森の再生というのは水の確保にも温暖化防止にも水害防止にも役立つのですが、日本国内の材木は採算が合わないためにほとんど進んでいません。

特に保水力が高い木で再生することが、地球温暖化で重要な役割を果たすのですが、経済効果が見込めないので、残念ながら自然破壊が進むことが予想されます。

ちなみに森つくりで話題になったところでは、炭酸泉で有名な長湯温泉が泉源を守るための取組みが一時報道されましたね。

 人間が摂取すべき水分量とは?

人間が摂取すべき水分量は、排出する水分が補えればいいわけですから同じ量になります。

成人男性は約2.5リットルですが、摂取するのは直接水やお茶を飲むだけでなく、食物にも水分が含まれていますので合計で摂取すればいいわけです。

新陳代謝は体温調整や毒物などの排出にも重要ですから、例えば食事量が少ない場合は水などを多めに摂らないといけませんし、たくさん食べたときは不要となります。

多い場合は排出されるだけですが、少ない場合はちゃんと摂取した場合より新陳代謝が少なくなる可能性がありますから悪循環となりますね。

排出の内訳は
●尿  1.5リットル
●蒸発 0.9リットル
●汗  0.6リットル
●呼気 0.3リットル
●便  0.1リットル

意外な感じかも知れませんね。
平均的な数値ですから、かなりの個人差があるでしょう。
寝ているときに発汗する量もありますので実感しない部分もある訳ですが、排尿が少ない人は水分の摂取量が少ないはずですから注意が必要ですね。

 身体に含む水分量

成人男性の場合は体の中にある水分は約60%程度です。

同じく成人女性の水分は55%程度となります。

男女の差となるのは体脂肪ですから、もちろん同じ成人男性でも標準体重と比べて痩せ型であったり、肥満型であったりすると差がでます。

痩せ型の人の水分は約65%で、肥満型の人の水分は55%と10%も差がありますよ。

年齢別ですと赤ちゃんの場合は約80%で、瑞々しいという言葉が当てはまりますね。

幼児でも70%ですが、逆に80代となると35%程度になります。

これは新陳代謝の機能が衰えてくるためです。
年齢とともにお肌に潤いがなくなるというのは、ヒアルロン酸の摂取などで短期間はカバーできますが、結局は新陳代謝を活発にしないと衰えることになります。

継続して運動することは、やはり若さの秘訣というわけで、サプリメントなどに頼るのはそのときだけのお話ですね。

 温室効果ガスより罪な水蒸気

環境問題の中でも最も重要な地球温暖化の話は、現実にはCO2削減になっていますが、温室効果ガスとして最も効果が高い、つまり最悪なものは水蒸気です。

水蒸気が問題にならない理由は、自然の循環として蒸発→雨や雪→地表というのは変えられないからですが、もちろん改善はできます。

現在のように大水害が起きて、大量の水が蒸発するのはもちろん問題です。

大量の水が蒸発すると一時的に温度上昇を招いて、さらに蒸発量が増えるという悪循環になるからです。

★対策は地表の保水力を高めること

●砂漠化を防止する
既に北京郊外まで砂漠化しており、中国はCO2の排出と合わせてダブルの罪です。

●森林破壊を防止する
森林の伐採が直接の原因ではなく、森林につけた道から原住民が侵入して焼畑農業を行なうためです。
事業者は一定以上の直径がある木しか伐採しません。

酸化した土地のため焼畑となるわけですが、営農指導か他の事業に従事するようなバックアップが必要です。

●植林地の森林を再生する
雑木林によく見られるナラやブナなどは保水能力の高い木ですが、杉などは根が浅く水分を大量には吸い上げません。

本来は雑木林がいいのですが、例えば現在の日本国内では海外産の材木に押されて、森林が放置されています。

間引きしていない杉林は日当たりが悪く、下草も生えないために土壌が弱い状態です。

ヨーロッパのようにCO2の排出する側から、二酸化炭素を酸素にする山林所有者にぺナルティや税金などをまわして、事業化できない森林でも手入れできるように補助すれば簡単ですが、今の日本政府では無理ですね。

もちろん、できることはなんでもするという意識で、一般家庭も緑を増やすようにしなければいけないと思います。

 浄水器のマイナス機能

浄水器を使う理由というのは、大抵が水に臭みがあるので、美味しい水を飲みたいという理由だと思います。

臭いの原因というのは塩素によるカルキ臭で、浄水器なら間違いなく塩素を除去するテストはされているはずなので、利用者が考えている機能はあるでしょう。

塩素の働きは言うまでもなく、雑菌の発生を抑えることです。

当然、塩素を除去すると雑菌が増殖するのですが、別にタンクのような構造でなくても、浄水器の中に水分が残らないということは有りえませんので、普通に使ってるだけなら浄水器の中で雑菌を養殖しているようなものです。

小学館文庫の「続・危ない食品」の中で、セコムが雑菌の繁殖を抑える抜群の制菌力、6ヶ月常温で蓋をしない状態でも保存出来る、とても安全な水です」と宣伝された「安全水ホーム・ユニット」の水を2ヶ月保存すると水質基準の6倍の雑菌が検出されたと紹介されていました。

これはどのようなメーカーが作っても、塩素を除去して、水が器械内に残るので、100%発生する、子供でもわかる理屈ですが、なぜか大人が引っ掛かるのですね。

ミネラルウォーターでも開栓したら、例え冷蔵庫で冷やしても雑菌は繁殖します。

どうしても浄水器を使いたい人は、しばらく水を流しっぱなしにして、浄水器内の水を入れ替える必要があります。

もったいない!という人は雑菌を含む水を流さずに、電気ポットで使ってやれば雑菌も死滅します。

 海外で注意すべき水の話

海外旅行に行く場合に、特にアジア諸国は生水に注意するという話がよくありますね。

食中毒やウイルス性の病気まで、運が悪いといろいろな病気になる可能性があります。

特に抵抗力が弱っているときは、注意したほうがいいのですが、意外なところで生水を摂取する可能性がある事例を紹介しましょう。

最悪のケースは飲食店などでミネラルウォーターを注文して、中身が入れ替えてあるケースです。
大量の生水を摂取してしまうことになるからです。
ボトルを使いまわしているのですが、蓋なしで持ってくる場合は注意が必要です。

避けているつもりで、実は生水を摂取している場合もあります。

例えば野菜サラダなどは、生水で洗っている可能性もありますので、ホテルなどの信頼性の高い店以外では加熱したものを注文するほうが良いですね。

大量に摂取してしまうのは、水割りなどの氷に生水が使われるという場合です。

これも信頼性の高い店以外では、ビールなどの瓶や缶のまま冷やしたり、氷の必要のない飲み物にする必要があります。

もちろん料理でも病気になることは実際によくあることです。

とにかくウイルスは加熱すると死滅しますので、清潔なお店で加熱調理したものを食べることが一番の予防ですね^^

 食品の栄養表示基準制度が生むノンカロリーウォーター

よくペットボトルなどにノンカロリーと記載された飲み物がありますね。

食品の栄養表示基準制度の基準に従うと、100ミリリットル当たり5キロカロリー未満の場合は、「ノンカロリー」や「カロリーオフ」と表示されることが認められています。

同じように100ミリリットル当たり20キロカロリー以下の場合は、「カロリーオフ」や「カロリー控えめ」と表示することができるんですよ。

ということはペットボトルは500ミリリットルが標準ですが、ノンカロリーと書いてあっても24キロカロリー(正確には24.9カロリーでも)ということも有り得るわけで、カロリーオフにいたっては100キロカロリーということもある訳です。

カロリー計算しながらダイエットに取り組んでいる人などは、とんでもない誤差が出るかも知れませんね。

機能性飲料といっても実際に効果があると証明されているわけでもないですし、水は自然のままで飲むことが一番美味しいと思います。

本来であれば正しくカロリー表示すればいいのですが、こういう法律はたくさんありますし、食品関連の企業や農家も含めて、裁量でいかにも魅力的な商品に見せることが可能な仕組みがたくさんあるわけです。

例えば有機野菜という表示には厳格な規則があるのに無農薬はありませんから、都道府県の関連団体の規定で「農薬散布は2回までなら無農薬」という馬鹿げた表示が許されているところが多数あるので、農薬散布された農作物が無農薬という表示で売られていたりします。

法律が食品偽装と変わらないような表示を可能にして、偽装体質も作っていると言われても仕方がないと思いますね。

 ヒアルロン酸と水の関係

ヒアルロン酸が相変わらず人気のようですが、ヒアルロン酸とは何だ?とか、なんとなく漠然とは分かるんだけどという方へ解説します。

ヒアルロン酸は現在知られている物質の中で最も保水力が高いもので、人間や動物の体内にも存在しています。

例えば、眼球や心臓の弁膜、大動脈、腎臓、皮膚、関節液など水分が求められる組織には多くあります。

年齢が上がると皮膚にあったものが減少しますが、優先順位からすると人間の体も生産力が落ちればとりあえず眼球とか心臓なんかに回すのでしょうね^^;

水との関係と言うとヒアルロン酸1g当たり6000ミリリットルの保水力があるそうで、スプーン1杯の砂糖とか塩(約5g)に対して30リットルの保水力となります。

500ミリリットルのペットボトル60本というと、なかなか凄い保水力ですね。

医薬品として使用されている用途は関節機能改善剤、眼科手術補助剤、点眼剤が主ですが、体内の結合組織の中に浸透して、それぞれの組織を一定の形に保つ働きがあるため、外科手術後の体内組織の癒着(ゆちゃく)防止剤としても使われています。

ただ化粧品やサプリメントとして使われるものは多少の問題があります。

大手メーカーが扱うヒアルロン酸はバイオ製造されたもので、扁桃炎、中耳炎などの原因菌の溶血性連鎖球菌などが使われています。

化学式が同じなら認可されますが、過去に大問題になったサリドマイドなども人工合成が生んだ悲劇ですから、こういう製品は避けましょう。

またヒアルロン酸の分子はもともと巨大なもので、なかなか浸透・吸収され難いのです。

水の化学式はH2Oですね。
Hの水素は原子量が1で、酸素の原子量16ですがHの水素はH2という式のように2つありますので、合計1+1+16=18の原子量となります。

ヒアルロン酸の原子量は800万....なので低分子化しないと吸収されない恐れもあるわけですね。

面白いものを見つけたのですが、ヒアルロン酸のお試しパック(3300円の商品が先着150名は500円)で送料も無料という製品。

お試し送料無料

個人的には男性なのでヒアルロン酸そのものには興味がないのですが、薬剤師が書いたレポートが付いてくるので注文してしまいました。(サプリメントは知り合いへあげます)

店頭では聞けないような話もありますので興味深いですが、著作権に触れると困りますので書きませんけど^^;

大手の広告戦略に対して中小のメーカーが品質で挑むような構図が多い業界ですが、特典見るだけでも考えているなあと思えます。

やずやとかでもわかるように品質に自信があって、リピーター率が高い会社の戦略ですね。
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 水とコラーゲン

よく水商売と言われますが、現代の水を扱う商売というのはかなりビジネスになります。

法律の網目をかいくぐった表現と消費者の無知につけこむと、信じられないくらい儲かるという意味です。

化粧品メーカーがよく使う手ですね。
代表的な企業戦略にコラーゲンに関する表現があります。

水の分子というのは非常に微細ですが、水の分子と言えど皮膚の表面から体内に入ることができない訳です。

それほど皮膚の構造が更に緻密なのですが、もちろん基本は身体に異物が入ってこないようにいろいろなものに対してブロックしていくのですね。

コラーゲンを扱った製品に「浸透しやすいようにコラーゲンの粒子を細かくした」という意味の表現がポイントです。

水より小さいコラーゲンが地球上に存在していないそうですから、いくら粒子を細かくしても皮膚から浸透することはあり得ません。

但し、”細かくする=浸透しやすい”というのは理論的には間違っていません。細かくすればするほど浸透する可能性は高くなりますね。

浸透するほどには細かくできませんが、可能性が高まるという表現は嘘ではありませんし、消費者はなるほどと思う人も居るでしょう。

浸透すると表現すると詐欺罪や誇大広告、薬事法違反など多くの法律から規制されるでしょうが、それらには該当しない巧みな表現です。

もっとも浸透したとしても直接皮膚に働きかけることはなく、人間は摂取した食物をアミノ酸に分解して皮膚の材料にしたりするので、皮膚から摂取できたとしても無意味です。

正しい知識で武装するのが一番安全ですね^^

 ミネラルウォーターに表示される栄養成分

ミネラルというのは、体内で重要な生理機能をつかさどっています。

但し、体内で合成されませんので食品から摂取しないといけません。

ミネラルウォーターで栄養成分表示されるのはナトリウム、カルシウム、マグネシウムです。

ミネラル以外ではエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物がありますが、ミネラルウォーターはいずれもゼロなので解説の必要もありませんね。

表示義務ではありませんが、ミネラルのうちカリウムが表示されているものもありますし、普通は硬度やPHも記載されているのが一般的です。

 ミネラルウォーターでは疲労は取れません

ネットサーフィンで見かけましたが、疲労がとれるミネラルウォーターというのがありました。どこかで宣伝でも見て記事にしたのかも知れませんが、笑ってしまいました。

理論的に不可能なんですね。

ミネラルウォーターというのはカロリーゼロです。
(本当はゼロではないのですが、一定基準以下だとカロリーゼロ表示が認められています。日本の食品に関する法律は、一般の方にはわかり難く、詐欺とは言わないまでも企業側が逆手に取ることが簡単にできる法律ばかりです)

エネルギーのないものが、疲労の回復はできません。

栄養ドリンクも勘違いされている方がいらっしゃいますが、全て調べたわけではありませんが、ほとんどは疲労の回復はできません。

スタミナ食品の代表のように思われるニンニクも野菜ですから、疲労の回復はできません。

疲労感を軽くするというのが正解です。

ですから、他にエネルギーを摂取しないといけません。

 ミネラルウォーターはミネラル摂取のために飲んではいけません

ミネラルウォーターのミネラル成分は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムの4つが含まれているものが大半です。

ナトリウムは普通の食事をしている限り欠乏はしませんし、過剰になると高血圧の原因になってしまいます(;゚−゚)

カルシウムは食生活により欠乏する場合があって、不足すると骨粗しょう症、成長不良、神経過敏、高血圧、動脈硬化、不整脈、結石、手足のしびれなどが起きます。

ミネラルウォーターのミネラルは少量ずつ摂らないと、消化吸収されずに排出してしまいますΣ( ̄Д ̄;)がーんっ!

コップ1杯程度で30分以上あけて飲める人でないと、実際にはあまり吸収されませんので、食品で摂る工夫が必要です。不足すると大変ですからね。

マグネシウムが不足しても、精神不安定、疲労、けいれん、高血圧、食欲不振などが起きますが、普通の食事で不足することはありません。

カリウムは不足すると、食欲不振やむくみ、筋肉の機能低下、不整脈などの症状がでますが、もともとミネラルウォーターには大量に含まれることは少ないですし、摂取するためには時間を置いて飲まなければいけません。

リンゴ等の果実やいも、海藻に含まれていますので、そちらから摂取しましょう。

コントレックスのダイエットサポートとして使うような特殊なミネラルウォーター以外は味を楽しんで下さい(  ̄ー ̄)

 ミネラルウォーターの意味

ペットボトルの水を買った人なら、ミネラルウォーターとか、ナチュラルミネラルウォーターとか書かれているのを目にしたことがあると思います。

これは農林水産省の「ミネラルウォーター類の表示ガイドライン」で定められた表示です。

分類は4つあります。

  • ◆ナチュラルウォーター
    特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないものです。
    代表的なものは世界三大名水の一つ、日本の日田天領水です。
    日田天領水はいわゆる湧水ではなく、井戸水ですから多少の処理が必要なのでしょう。
  • ◆ナチュラルミネラルウォーター
    ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む。)をいう。)を原水としたもで、コントレックスやボルビック、六甲のおいしい水などがあります。
  • ◆ミネラルウォーター
    ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラル調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているものです。
    ネッスルのこんこん湧水がミネラルウォーターです。
  • ◆ボトルドウォーター
    ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの が分類されます。
    海洋深層水の球美の水(表示は清涼飲料水)やイオン水が該当します。

硬水か軟水かを決めるのは、水分中に含まれるカルシウムとマグネシウムを一定の計算で

数値化した硬度という単位によります。

ミネラルウォーターの栄養成分欄の下に記載されているのを、ご覧になったことがある方

も多いかと思います。(゜ー゜)(。_。)ウンウン

化学用語としては硬度178未満が軟水で、硬度357以上が硬水です。

ミネラルウォーターが普及したのでわかり易い基準になったようで、硬度100までが軟

水、100から300が中硬水、300以上が硬水と呼ぶのが一般的です。

日本料理は軟水が合うのですが、同じ茶葉でもイギリスの紅茶が美味しく淹れられるの

は、イギリスの水が硬水であるとも謂われます。

もともと濃い紅茶にミルクたっぷりのミルクティーが英国紅茶の真髄です。

ミルクにもカルシウムたくさんが含まれていますから、そういう意味でも合うのかも知れ

ませんね( ̄ー ̄)ニヤリ